2014年10月2日木曜日

[World News #104] カムデン国際映画祭が9月末に開催  今回はカムデン国際映画祭についての記事を紹介します。カムデン国際映画祭は2005年にニューイングランド地域のドキュメンタリー映画の文化に光を当てることを目的として創始された映画祭です。第1回には世界中から22組の作家が作品を出品しましたが、参加者の中にはローリング・ストーンズのドキュメンタリー(”GImme Shelter,” 1970)で知られるメイスルズ兄弟も含まれていました。  現在までに上映された作品は数百にのぼり、また近年ではQ&Aセッションや作品出品者とのコミュニケーションの機会の拡充、さらにライブパフォーマンスの開催などを通して、来訪者の体験の充実に重きを置くことも主眼とされています 。 HBO、BBC、American Public Televisionなど、産業を担う団体の代表者たちから作家たちが作品へのフィードバックを受けることができる機会として、ワークショップなどの形式でディスカッションの場を設ける試みも行なわれています。また、講義形式でのドキュメンタリーの座学、実践的な撮影の授業もこれらと平行して行なわれています。  映画祭のHP#1によれば、こうした映画祭に作家と観客が「集まる」ことによってドキュメンタリーに限らない文化の発展に貢献していきたいということです。山形ドキュメンタリー映画祭やチェコのイフラヴァドキュメンタリー映画祭に規模としては適わないものの、今後の展開がおおいに期待される映画祭のひとつではないでしょうか。  2014年度は9月25日から28日にかけて開催され、大賞にはロンドンを拠点とするOrlando Von Einsiedel監督の東コンゴの国立公園を撮影した作品 ”Virunga”(『ヴィルランガ』)#2 が選出されました。審査員特別賞を授与したのは、J. P. Sniadecki監督の”The Irony Mistery” という作品で、ニューヨーク映画祭のプレミアにも出品されています。他の受賞作は次のサイトで見ることができます。→http://ift.tt/1xBZieL...  また、カムデン映画祭で開催されているドキュメンタリーの講座で講師をつとめるMarshall Curry氏が自身のドキュメンタリー撮影の哲学を解説した記事はこちら。→http://ift.tt/1v5GYG3...  映画産業においてインターネット、データベース重視の傾向が進む一方で、作品を上映するに留まらない映画祭の意義について考えることがますます求められているように感じます。もちろん、それらと作品の質や意義が平行して語られていくのが理想です。これから大規模、小規模を問わず海外の映画祭を訪れた方々の日本語でのレポートなどが今よりさらに公開されて、広く共有されていくことを望んでいます。 文責:井上遊介(映画批評MIRAGE編集員) #1 http://ift.tt/1xBZgDI #2 http://ift.tt/1v5GZd2

from inside IndieTokyo http://ift.tt/1myAn4W

via IFTTT

0 件のコメント:

コメントを投稿