[World News #115]『インセプション』をシュルレアリスム的に見る いま、ある動画が話題になっています。 http://ift.tt/1omjeiW Brows Held Highというオンライン動画シリーズの中で『インセプション』(クリストファー・ノーラン,2010)を分析して見せる映像が公開されました。単体の作品分析を飛び超えて映画史あるいは美術史の中から関係を見出す分析は、映画とシュルレアリスムの関係を明らかにするだけでなく、『インセプション』という作品そのものの批評にもなっています。全く違う作品を結びつけることは一見奇怪にも見えますが、驚くほど映像同士がマッチすることも少なくないです。 『インセプション』という映画が他人の頭の中に入っていく映画、意識や無意識が題材になっているからではなく、映像が似ているというところから分析されます。ポイントはシュルレアリスムの考え方で、意識から忘れられた無意識の部分を露わにすることで、超現実に迫ることです。ブルトンの「シュルレアリスム宣言」の引用から始まり、『007』『パプリカ』からコクトーそして『カメラを持った男』のジガ・ヴェルトフまで遡ることで、映画を多層的に見ることを可能にします。いわゆる最新技術を用いてリアリティを映画に与えていようと、もっと複雑に映画が組み立てられていることを明らかにします。ヴェルトフの手法と現代のCGによる映像が何らかの相関関係を持つことは、フィルムとデジタルという問いを超えて我々のイメージの問題にも関わってきます。また、ラストの映画内の役を映画製作の役職に置き換えて、映画についての映画だ、という解釈やアイロニカルな決め文句も面白いです。 この映像は、先週公開されネットで話題になり、Indiewire誌でも取り上げられました。10分ほどの短い動画ですので是非、チェックしてみてはいかがでしょうか。 http://ift.tt/12f6iRK 三浦翔 http://ift.tt/1ofDLiA
from inside IndieTokyo http://ift.tt/1omjeiW
via IFTTT
from inside IndieTokyo http://ift.tt/1omjeiW
via IFTTT
0 件のコメント:
コメントを投稿