[World News #108]デヴィッド・ フィンチャー監督インタビュー デヴィット・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』、日本での公開が12月12日(金)に迫りました。以前、同監督のインタビューは取り上げられました(注)が、今回はfilmcomment誌に掲載された彼へのインタビューを紹介します。彼が、ど のように自身の映画製作を捉えているのか、以下内容に入ります。 原作の『ゴーン・ガール』(ギリア ン・フリン)を映画化したのか、という質問に対して「本というのは、多くの内容を持ちます。その中から映画化したい部分を選ばなければなりません」また「 原作と適切な関係を築くことのできた作品は多くありません。交響曲からポップスを作りさせる人は限られています。私はいつも書き手を喜ばせたいと考えています。それは原作者ばかりでなく、脚色した人も合わせてです。 (…)映画の語りは、それだけ早く進みま す。ですから、その分それを視覚化する必要があります、そのことは大体語りが少々大胆になることを意味するのですが」というように彼は本から脚本という映像化に正当なプロセスを踏んでいることが確認できます。 「原作をそのまま映画化することは出来ませんから、脚本家とともに内容を削り詰めていきます。そして、いったん豊かな意味合いを持つ結論に達すると、全ての役に人を割り振っていきます。そして、スカイプで全員に繋ぎ脚本を読み通します。これはとても面白くて、全て小さな画面での出来事でしかないのに、俳優がどういう人であるか、お互いをどう意識しているか、またどういった経歴を持つ人であるかが分かるのです。そして私は全てを記録 します。それは、まるで小さなハリ ウッドであるかのようです。」これまでにそうしたことはしましたか、という質問に対して「はじめての経験です。ですが、得るものはたくさんありました。シナリオの改訂も進みました。そして、3~4週間のリハーサルを経て10ページから15ページを削ることが出来ました。こうしたプロセスが終わりに近づくにつれて、私たちは第三幕に集中しました。そして全体のテーマが本来あるべきものに近づいていったのです。そしてミズーリに向かい6週間ほど撮影を行い、ロサンゼルスに戻り残り10週間撮影をしました」 映画のトーンが暗いという話が上がっていますが、それに対してどう思うか、という質問に対して「 クルーの中には私たちが『危険な情事』を作ってると思ってる人もいました。」それは違う、という記者に対して「しかし、テレビスポットが同じような仕事をしているのです。トレーラーは見ましたか?何も見せずに、観客を寄せ集める映画の正しい側 面を売り出しているように見えませんでしたか。6カ月もかかった取引で私 は、エイミー(ロザムンド・パイク)の過去に当たる4巻目の部分は宣伝で使えないようにしました。何故なら、もしそうしてしまったら映画が壊れてしまうからです。映画はなにかを発見しに行くものです。というのは、役者が見たことも無いような姿を見に行くのであるし、想像も出来ないような状 況にいる彼らを見に行くのです。何故 なら、自分がそのような状況にいることを想像できないからです。私たちはそうした発見への感覚が、映画を見るときには必要なのです」 デヴィット・フィンチャー監督は、映画の暗い雰囲気などが問題ではなく、明確なヴィジョンを持って仕事をして いることが分かります。ただし、そのヴィジョンとは入念な話し合いを経 て、洗練化されたものです。そのために、スカイプで会議をするというのは、興味深いところでもあります。 インタビュー元記事 http://ift.tt/1DJXq54 注 http://ift.tt/1CXm3Kh 『ゴーン・ガール』日本公式サイト http://ift.tt/1mf0xwt 三浦 翔 http://ift.tt/1ofDLiA
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